ちんぎょげのあさたん!!
※タイトルについてはすみません。言ってみたかっただけです。
【花様年華】とは、「人生で最も美しく輝く瞬間」を意味するという。
私としてはウォン・カーウァイの映画のイメージが先行していたのだけど。いまや防弾少年団の代名詞になってしまったね。
もう1週間経つ。
先週13日、2016 BTS LIVE<花様年華 on stage : epilogue> ~Japan Edition~行って参りました。
相方AさんはSMTへ…
(これ結構重い。)
あまりいい席ではなかったけど代々木体育館って観やすいのね。
満席なのもあり、開演前から場内は若い女子たちの熱気むんむん!
やはりBTSペン層は10代20代多めです。
周囲のARMYちゃん達がずーっと「ヤバーイ!」「ヤバーイ!ヤバーイ!」と繰り返していた。
隣の人、割とおとなARMYだったけどキャッキャしていたな…なんか救われました。
17時ジャスト。
客電が落ち、『FIRE』が流れる。MVを元にした映像と曲が流れるだけなのにARMY達はもう進撃準備ばんたん!各メンバーのアップが映し出されるたびに割れんばかりの悲鳴があがる。
若い。この空間私には若すぎる…!!!!
と、内心戸惑ったけれども私も念願の生BTSだったもので本当にこの瞬間を待ち望んでいたのでした。
BTSに関してはかなーりフラットに愛しているので誰ってことがないんだよなぁ。ブロビもオルペンだけど、それとはまた感じの違うオルペンなのだ。ブロビは”うちの子たち”だけど、BTSは”ちょっと遠い親戚の良く出来た子たち”という位置づけを勝手にしています。笑
昨年の『DOPE』からハマって、それからずっと7人の姿を追ってきて、『FIRE』にはノックアウトされて、待ちに待った代々木なのであった。
もう、レポについては色々と出ているのでこちらを参照していただきたい。↑
エキサイトさんが一番内容が濃く・正確かな。そしてペン味感じる
まず、思ったことは、テテくん(V君を今回はテテ呼びしてみよう)の人気が尋常じゃない、ということ。
花様年華のステージが幕を開け、ステージ中央にメンバーが見えてくるとき、ひとりだけ横から入ってきて物憂げな横顔とまなざしをちらりとこちらに向けてくる…。テテペン絶叫!!
なんだあれ。流し目!!!流し目王子!!!
その入りとまなざしだけでだけで女を狂わせる能力をこの人は持っているのだ。
ついプラダとか恐ろしい値段のものを湯水のように注ぎ込む中国人テテペンがいる、という話をこのタイミングで思い出してしまった。
彼には、女を狂わせ、堕落させるような廃頽的な魅力がある。
要するにエロいのよね~~~。テテ沼は深い。
奔放な男だよ…!!
一曲め『RUN』
このジャケットダンスが生で観れたとは…
すごくシックな黒いジャケットでの登場。それからもモノトーンな衣装が多くていいスタイリングだった。
お恥ずかしい話だが、、私はBTSのコンサート映像などをあまり観てこず、音源もリピートはするものの各メンバーのパートを意識してまではいなかったので(皆声似てる)、この日公演中に、BTSの中にボーカルラインとラッパーラインが分かれている事に気付いた。愚か者!!私め!!
ジンくん・グク・テテ・ジミンちゃんがボーカル、れぷもん・シュガたん・ホソクくんがラッパーライン、と認識致しました。
『Tomorow』とかスローな曲はみんなボーカル。ホソクくんの声量と歌唱力に惚れた。
あと、彼らが入ってきたとき髪の毛がキラキラ輝いていて、特にジミンちゃんとテテがつるりんとしていて、、かわいかった。
バキバキに踊っていると思ったら『House of Cards』でボーカルラインが美しいハーモニーで会場を魅了する。
ジミンちゃんの高音きれい。
かたや、らっぷさん(私は興奮するとれぷもんさんの事をこう呼びます)のソロ『 What am I to you 』やラッパーラインの『BTS Cypher Pt.3 : Killer』では、まるでSMTMのステージなのか?と思うほどスキルフルなラップをみせてくれる。
ラッパースイッチの入ったらっぷさんは大きい会場に負けない聞き取りやすいはっきりとしたフロウ。シュガは少し聞き取りづらいこもったラップをする。ホソクくんはハードになりがちなHIPHOP曲を持ち前の明るさでマイルドにしてくれる。
なんだろう、引き立て合っていいものを作っているグループだなぁと思った。ボーイズグループあるあるではあるんだけど、お互いを信頼してそれぞれの特技を認め合って伸ばしているみたいだった。
あと、らっぷさんがその他のメンバーにすごく尊敬されてるし愛されているんだろう場面があった。MCの時に『Save ME』の中のここのフリのれぷもんさんがかっこいい!と他の子たちが我先にとモノマネするの。
そして恥ずかしがるらっぷさん…
そして後半戦、『If I Ruled the World』からバックバンドが登場!
生演奏×Kぽ大好き人間の私にとっては、もう、もう、堪らない。
ジコさん、イルコンでも生演奏でやる心意気でお願いできないでしょうか。。
生演奏『ペップセ』『DOPE』『フンタン少年団』『進撃の防弾』の流れはマジヤバかった。まさにちょろ!ちょろちょろちょろ!!!
前半2曲は「花様年華」の代表曲、あとの2曲はライブ定番曲。これをつなげて、かつバックバンドとは、、
去年の秋ごろの自分に言ってあげたい。生DOPE観れたよ!って。
サビのトランペットの部分は少しアレンジ替えていてクールで、何より日本語バージョンじゃなくて良かったー。DOPEのホソクくんもジンくんも、皆のパートを愛してるわぁぁぁ。
しかしこの辺り、ジミンちゃんあまり声出てなくて心配になった。ネットではそのように言っている人見かけなかったんだけど、、気のせい?
ところどころVCRが挟まれるのだが、メンバー君たちがオーダースーツ作って写真撮影してるシーンとか、個別インタビュー(オシャレ)とかどれも素敵な映像だった。
比べるものでもないけれど、、、、うーーーん、、、、うーーーん
BTSの魅せかたはとてもしっかりしているなぁと思いました。
曲やVCRはしっかりコンセプチュアルに固めてスタイリッシュにする。MCではあどけない少年ぽく、時にアイドルらしく愛嬌・ペンサを徹底する。
ジンくんウインクとか、シュガが「ついてこい」とか、、日本語のレベルが問題にならないくらい愛嬌の度合いがすばらしい。
ブロビの今年のオリンピック公園はこれが出来ていたなぁ、、なんて思い出してしまった。。ううん、BTSよりエンタメ性高くて最強だったよ。
あんたたちが一番だよ?
BTSの凄いところは本国コンレベルのクオリティーのものをうまく日本ツアーでやり遂げたという点だ。それにペンも着いて来ているっていうのも凄い。かなり曲としてはゴリゴリなものが多いグループなのにしっかり女の子たちがついて来れてしまうっていうのはいまだに不思議に思う部分もあるけれど、あんなにかわいくてかっこいい7人が全力出してれば好きになってしまうよね。
ARMYの掛け声とても大きくて息が合ってて、圧倒された。
グクは噂通りの最強マンネだった。ダンスもボーカルもいつも完璧で、言わずもがな顔綺麗だし。。
そして兄たち(ジン・テテ・シュガあたり)が若干チャラいMCをする中でらっぷさんと同じくらい礼儀正しい挨拶と感謝を述べる男であった。
そういうの、すごい好き。
グク推せる。
アンコールの『EPILOGUE:Young Forever』の背景に各メンバーの手書き文字の歌詞が映し出されていたのがすごくよかった。
手書き文字フェチなので。
ハングルの手書き文字っていいよねー。グッと来るよねー。
『 Whalien 52』よかった。
この曲はトラックが好きできれいだなぁと思って常々愛聴していた。
そうしたら歌詞も良い。。きれい。
このペンの方が作った動画が歌割もわかって良いです↑
孤独なクジラの歌かぁ。
BTSって、花様年華って、割と中二病要素強くてそういうところでハマっちゃう人多いんじゃないか…??若い女の子がヤバーイ!となる理由はビジュアルだけではなく、この歌詞世界にも隠されているような気がした。
最後の曲『I NEED U』
なかなか鳴りやまない歓声のなか代々木の中央ステージから十字に伸びる花道を駆け回り続けた7人。ずっと手を振り続けてくれた。2階席、3階席まで。少し照れくさかったけれど、私もつい手を振り返してしまった。
シュガやらっぷさんが言っていた。今が花様年華ではなくこれからも輝き続けたい、一生花様年華であり続けたい。
テテは今が僕らの花様年華だ、でもこれからも花様年華は続く、と。
私も花様年華の定義をここ数日考えていたけれどかなり難しい。
花が成熟して満開になっているときのように美しいとき?それは人間に
置き換えると若く・健康で溌剌としているときのこと?子供でもなく大人でもないとき?あとは、恋人たちが一番愛し合っている瞬間とか。
要するに至極刹那的な美しさのことなのかなぁ。
色んなとらえ方が出来る。
それを各自解釈して表現しているばんたんってすごい。
今後は歌割と歌詞も気にするわたしになります。
次回カムバまでしばしお別れかな?
サラハンダ!!ばんたんサラハンダ!!!