わたしとJBJ、さらにプデュ48
昨晩は顔の筋肉と腹筋が崩壊するかと思った。
面白すぎて!!
ケンタサンギュンのペンミに行ってきたんです。
実はわたくし、これまでJBJバレンタインイベ、東京体育館JBJラストコンサート、そしてこのケンタサンギュンペンミ、と参加してきており、ライトな気持ちでありながらも割と彼らにハマっている人間である。
Fantsyから完成度が高くて気になり、期間限定だからと思って物見遊山的にバレンタインイベに行った。正直なところ踊りはバラバラで、歌はバラードならばヨングク・ノテさんは聴きごたえがあるけどその他はあんまり印象に残らなかった。ヒョンビンの声は好きだけどサンギュンラップは好みではないしうまいとも思わないし。
基本的に歌や踊りなど芸を愛でたいタチであるので、2月のJBJは少し期待外れに感じてしまった。
しかしとたんにトークになると面白くてかわいくて、芸がどうのとかどうでもよくなってしまった。
眼前で「よく見てJBJ~出張編~」でも行われているかと思うほどの面白さ・ユルさ。
元来アイドルがトークしたり謎のゲームしたりを眺めさせられるファンミーティングという文化が嫌いだ。それよりコンサートを!セットリストで物語を綴るコンサートを!そう切望していた私が、JBJのトークならずっと見ていられる…と思った。
彼らは地で仲が良いしケンタがイジられ、ドンハンがふてぶてしく、ノテさんはちょっとリーダーぶり、サンギュンもイケメンぶり、ヨングクヒョンビンはにこにこしている、みたいな自然と形成されたキャラ設定が絶妙で魅力的なのである。ただキャッキャしてつるんでいるだけで価値がある。
JBJは私にとって芸事のうまさを度外視してでも愛したい、まさに”アイドル”。
周知の通り、JBJは契約終了とともに4月をもって解散した。
名残惜しさはあったけれども、元々期間限定だと決まっていたし、複数の事務所の利権が絡んだゆえのJBJだったので仕方ないように思った。
そもそもプデュなんてアコギな番組に出演してしまったからいけないんだ。
昨日のケンタサンギュンの何がよかったって、1曲目に「꽃이야」をやってくれた。
ブロビのバックダンサーや振り付けを務めるBB Tripinを従え、再編成したものだった。
あのイントロが流れた瞬間、場内がどよめく。
「え?????そういう感じなんですか????!!!!!!!」
とみんな思ったはず。
え?JBJ関連は禁句じゃないんだ?引きずってていいんだ?
これはJBJロスに陥ってケンタサンギュンに救いを求めた我らには大いなる救い。
個人的にも心なしか踊りが独特だったサンギュンの動きがよくなっているように感じ、再編成の꽃이야、本当にかっこいいと思った。ケンタくんもキレッキレ!
(トリッピンのイケメンダンサー・ハンビョルさんを余すところなく観れて満足したし、多分私はただ一人ハンビョルコールしていた)
さらに運営側公認のギュンケンカップル設定推し!
トークやゲームでわざとドンハンを想起させるエピソードを持ち出して、彼らの三角関係を煽る。司会は古家さんだったけれども、古家さんも全力でギュンケンのラブラブを煽る。
なんだこれ…
それにしてもサンギュンがケンタくんに電話するといつも「ドンハンと一緒」っていうエピソード凄すぎませんか???サンギュンはケンタと同居しているけどよく電話とかするの???夜帰りが遅いと心配する系彼氏なの???且つ嫉妬してるの????アーーーーーッ!
サンギュンが「ケンタクン」って言うの超かわいかった…
ドンハンはケンタくんを強引に愛する男で、ケンタくんも人が良いからドンハンのアプローチをそのまま受け入れるけれど、男友達としてはカラッとしたいい奴だからドンハンは付き合いやすくって普通に好き。サンギュンは少し屈折した愛情を抱いているから、ケンタくんについての事柄で一喜一憂する。ドンハンとの密接な関係にももちろん嫉妬している。ケンタくんは天然でふたりを振り回している。
↑これが私の中の基本設定なので、これでここ数か月楽しんでいるのだが、事務所が推してきてるんなら…後ろめたいことないよね!!!
キャラ炸裂のいいペンミでした。
BBトリッピンの熱血指導のおかげで二人の動きもとてもよくなっているので、パフォーマンスも完璧、トークやゲームももちろん楽しい、素晴らしいペンミだった。
最高な気分で帰宅しましたら、今週もPRODUCE48やっていて観てしまった。
ちょうど去年の6月ごろプデュ終わって呆然としてたなぁ…
どんよりとした梅雨空の下、多大なショックを受けたことを思い出す。
この時に一旦傷ついたのでJBJの解散の時はあまりショックじゃなかったんだろうと思う。
しかし性懲りもなくプデュ48観始めたよ!!!
ヨジャ版なのでね、そんなに感情移入するつもりないんだけど。
先週からすごくもやもやしていたけれど、初回からAKBグループの子たちが全くいい評価を受けられず、韓国の練習生たちに圧倒されて悔しい思いをしている描写が目立った。AKBグループの子たちと韓国練習生との実力差がありすぎるのはアイドル文化の差だという説明も成された。
…秋元康、マジで性格が悪い。けれど頭がいい。
踊りや歌に重きを置かないことで勢力を拡げていったアイドルを、本物・完璧・実力を追求する韓国に送り込むなんてどうなるか目に見えているじゃないか。
かくいう私もAKBグループのことは松井珠理奈くらいしか知らなかったし日常的に韓国のエンタメに深く触れているから、AKBグループの子たちのパフォーマンスはなかなか酷いな、と思ってしまった。それは韓国では流行らないスタイルで難易度も低いものだったから。
でも、彼女たちはそれしか与えられてこなかったし、キレのあるダンスより歌唱力より他のことを求められていたから違うこと頑張ってきているはずで、努力してきていないとか言われる筋合いはない。可哀想だ。逆にいつも元気にオタクと握手してあげる苦労などを察する。
それなのに実力がないとか、文化の差だとか決めつけられて、、
なんなんだろうこの矛盾のだらけの番組は。
やはりこういうときって日本の子頑張れ!と思う。
それはサッカー日本代表とか、オリンピック日本代表に思う気持ちと同じ。
ケンタくん頑張れ!とも思う。
それは愛国心とかではなく身近に感じる人を応援したい気持ちだ。
宮脇咲良ちゃんのことはこの番組で知った。
彼女は初回の評価でAを与えられたけど、あれは番組を盛り上げるためのヤラセだと感じた。あれだけでは彼女の「実力」なんて測れないだろうけど、よくわかんねーソロ曲とちょっとした踊りでAクラスはないだろう。
彼女もきっとそれを理解していて、Aクラスで今盛り返そうと奮起しているところまでが番組側のプロット。上手くできているなぁと思います。
その負けん気とプロ根性はすごい人なんだろうと思う。
いい目してるし、顔がかわいい。顔!
今週、メンターたちが言っていて印象的だったことが、「日本の子はカメラ慣れしている」「撮られなれている」ということ。
確かに、歌や踊りの基礎がなくてもステージの場数は韓国の練習生に勝るから魅せ方はわかっているんだろう。これは日本の子たちの強みなのだと希望を持てた。
育成環境が違うのだから、それを文化の差と言い切ることが許せない。
日本にも踊れる・歌えるアイドルがいたし、今もいる。
AKBグループの子たちは別に日本代表じゃないのに日本負わされて苦しんでいる。
どうか自分の出来なさを当人の実力不足だとか能力不足だとか考えないで欲しい。
すごく思ったのが、アイドルって本当にジェンダーバイアスに縛られているんだということ。私自身男のアイドルには力強さとか本格性とかを求めてる。ギュンケンにはイチャイチャを求めてる。
韓国では男のペンたちがヨジャドルたちに対して清楚さを求めてる、けれどパフォーマンスの実力も求めている。でも彼女たちには思想はいらないと思っている。少し本を読んでもフェミニストだと決めつけられてミソジニストに叩かれる。
AKBグループは(よく知らないけど)歌より踊りよりかわいい笑顔や一生懸命さが求められ握手会では神対応が求められる。
それぞれの欲望が、役割を作り上げている。役割なんて虚構。
偶像=アイドルなんて皮肉にもよく言ったものだ。
文化の差というか、いま求められている(とされている)ものの差なんではないだろうか。
日本のアイドル文化を表層だけ見てひとくちに語って欲しくないと思う。
結局みんな自分勝手よね!プンプン
とはいえせっかくの機会だから、日本の練習生たちは韓国式に揉まれて、そこから自分もこうなりたいとか、ならなくてもいいやとか、なんでもいいから新しいものを見つけてほしいと思う。韓国の子も日本の子の良さとか何か見つけてくれると思うから、競争しながらも仲良くやって胸アツな文化交流をたくさん見せてほしいです。
当方やはりKぽペンなので、日本の女の子が韓国式にブラッシュアップされてグループ評価で日韓合同チームが活躍するのが楽しみで仕方ない。
6月になるとプデュ…
そんなモードになっているので語ってしまいました。
ネッコネッコネッコヤ!
割とこれも中毒性があって、3日間でネッコヤ覚えるという恒例の地獄ミッションを観てたらすごく去年が懐かしくなってしまった。
ネッコヤはまる……