翔んで韓国 Block B 2018 BLOCK BUSTER"MONTAGE"vol.1
MONTAGE(モンタージュ)とは
写真や絵の合成のこと。
ある表現意図のしたに様々なカットを組み合わせる編集技法。
異なった要素を組み合わせて1つの新しい統一したイメージを表すもの。
Block Bの2年ぶりの本国コンサートはまさにひとつのモンタージュ作品だったと言えるだろう。
Block Bメンバーと、バンドとファンたちが作り上げるモンタージュ。
異なる個性や出自や音楽的趣向や性別、年齢、顔かたちの私たちがBlock Bで繋がるモンタージュ。たった2時間超だったけれどその一部になれたことがとても幸いだった。
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なんてね、エモく始まっちゃいましたけど、私今すごく感傷的なのでお許しください。
2月27日の早朝便でソウルへ行ってきた。
2016年ぶりのブロビのソウルコンに行くためだ。あの時は何もかもが初めてで勢いだけでひとりでチケッティングして渡韓した。
今回はいつもの盟友Aさんも一緒だった。2年前はふたりともファンになりたてで彼女は休めなくて行けなかったから念願の2人でのソウルコン!
せっかくのソウルコンなんだけれどなんだか気もそぞろで、あいかわらずお互いにいまハマっているJBJの話ばっかりしていた。コエックスでお買い物やご飯食べたりしてイマイチこれからコンサート!!!という実感がないまま会場まで向かう。
晴れていたけどその日は−13℃だったらしくガランとした総合運動場駅から会場の蚕室体育館までは極寒だった。写真を撮る気力も失せるほど…。
なんとかメンバーののぼりだけは撮影頑張りました。
開演18時の1時間前には開場したので力を振り絞り中に入った。開場待ちの時間が今回最も寒さが辛かった。。立ち止まると死ぬ!!!と思ったのでずーーっと歩き回っていました。
さて、今回の席はというと、赤く印をつけた8区のところ。
事実上最前列みたいなものだった。
いままでたくさんブロビを見てきた中で1番いい席だった。去年の7月よりよかった。
気もそぞろだった私たちも自然に気持ちが高まっていく。ああ~、ソウルコンに来たんだなぁ!!!!!
舞台上にはDJセットや楽器も見え、生演奏への期待も高まり、ますます気持ちが高揚した。
ジコがラジオで編曲がいいので期待して欲しい、と言及していたのでそんなことも思い出しつつ。
18時を過ぎ、ついに開演。
バリバリの生演奏とともにかっこいいVCRが流れる!メンバーの顔のパーツが散りばめられたモンタージュ映像!
本国コンの映像ってなんて垢抜けていてかっこいいんだろう……
1曲めはなんとMy Zone!!!!
元々ギターサウンドが際立つ曲なので生演奏アレンジが痺れるほどかっっっこいい!!!
なぜ、なんとMy Zone!なのかというと、このソウルコンで世界初披露だったのですよね。。
2016年10月に日本オリジナル曲として出されたはいいが、大人の事情とか色々あったのかこれまで一度も披露されることがなかったいわくつきの曲だったのだ。その後昨年のカムバ時には韓国語バージョンとなってリリースされたけれど、1曲めに来るとは。
…待ってましたーーー!!!!
スタンドマイクを前にしてブロビちゃんたち7人が並ぶ。メインステージは少し遠いけど、映像が楽しいしシルエットでも十分素敵だった。
あーーー…楽しい曲なのに、嬉しいはずなのに涙が止まらないのは何故!???
なんかもう、感極まってしまって…。くるぼんを振るのが精一杯で声出しもロクにできなくて。やばいよ、ブロビかっこいいよ!!!
テイルちゃんの声の伸びがハンパない。
前回のソウルコンはみょんにょんふえでしっとりと始まった。そんなはじまりもよかったけど今回は打って変わって突然のMy Zone。場内は大興奮ですごい熱気。
その熱さのままShall We Danceに流れ込む。
ジコのドゥンチ!ドゥンチ!が死ぬ程好きなのですが一緒にドゥンドゥンチ言えないほど動揺してしまった。もうさ…演出がかっこよくってさ……
赤いライティングで7人とダンサーのシルエットしか見えなくて顔や衣装などもはや見えないんだけど、そんな絵面がとてもかっこよかった!!!!!
ブロビちゃんたちの体の動きや声からしても気合いにあふれていて、今日の彼らは本気だな、と思った。
ジェヒョのダンスタイムも♡
いやー、ゲットーしてんなぁ。サイファーしてんなぁ。(謎の感想)
ああぁーーー最高か!と思っているところで3曲め、Yesterdayへ。
キョンカムです
衣装がかわいい!!!
ビボムさんの髪型が最高〜!全盛期のビボムさん見ているようでした。うれしい!
ジコちゃんはヘアバンドでおしゃれー!
まず3曲でメンバーは一旦はけ、バンドメンバーやスタッフの紹介のクレジットが映る。
MONTAGE by 〇〇といったようにDJ、シンセ、ドラマー、ベーシスト(5弦ベース!)、2人のギタリストそして演出スタッフなどが紹介される。
その間のジャムもとてもかっこよく、かつ3曲の満足感もすごかったのでこのままこれだけでソウルコン終わってもいいのでは…?と変なことを考えてしまうほど。既に頭が朦朧としていた。
最後にはMONTAGE by BBCと無数のくるぼんが光る客席が映され、これまた感涙。
MONTAGE by YOU…
MONTAGE by Block B!!!!
そう、ソウルコンはここからだ。
まだまだここまでは序章に過ぎなかった!
衣装が変わり、떠나지마요へ。
なんですか!この新曲のオンパレード!
ブロビちゃん綺麗だよ〜〜〜
となじまよではユグちゃんのパートがすごく好きで見入ってしまった。
までぃまでぃの所の振り付けが良いですよね。
この曲でついにセンターステージにブロビがくるんだけど、近すぎて…ぇぇぇ、ちょっともうこれ、いいのかな、こんな近くていいのかな…というほどで…
ジェヒョがにこにこ客席を覗き込むように見てくれた。お兄さんの顔やん……
ジコちゃんは美しいのなんのって…
最近リパケ活しててもあんまり喋らないし風邪引いてるって聞いてたし元気ないのかも、と思ったけど一生懸命にパフォーマンスしていた。
でもなんだかどこか儚げ。
みょんにょんふえの自分のパートでしっかりサングラスを外すピョ・ジフン。もうこの人ピオちゃんじゃない…男…
曲の終わりの所で、キョンちゃんがビボムさんの背中を押して行けよ!みたいな動作をしているのを見てしまった。なんだろう、と思ったら小走りでメインステージに戻ったビボムさん。
そこには白いピアノが用意されていた。
TOYピアノアレンジバージョンㅠㅠㅠㅠ
ウワァァァァァァァァァァ〜〜〜
無理無理無理無理無理(語彙崩壊)
そうか、ビボムさんピアノ弾けたんだっけ。音が取りにくそうだったけれどみんな一生懸命歌っている。
ピアノ伴奏のあとはいつもの振り付けでダンスも見せてくれる。
今日のブロビはいつもと違う…
エモい…エモ過ぎる…
泣いた!!とかさっきから散々言ってますが、そう言いつつ現場では実は物理的には涙をこぼさないようにしています。アイメイク崩れて顔がグシャグシャになるのは嫌だからです。ブスすぎてお外に出れなくなるからね。(こういうところリアリストなので)
しかしこの時は危なかったなぁ。大好きなブロビの曲でこんな気持ちになるなんてなぁ。
ここでMCが少し入り、ボーカル4人による이렇게。
テイルカムです
MCではピオちゃんがキョンちゃんの乳首を狙っていました。キョンちゃんにいくなんて珍しい…
ここからソロステージタイム!
まずはキョンちゃん。
かっわっいいっいっ!!
11月のサイン会の時は顔がむくんでいたのですがカムバとソウルコンに合わせてすっかり綺麗にしてきたご様子。
キョンちゃん代表曲のメドレー
バンドアレンジも素敵!
メドレーなのが勿体無いくらいかわいくてちゃんと振り付けも作っていてもっと見ていたかったよ。WIPEDはチョコシリアルのCM曲になった曲なのでダンサーがシリアルの箱を持って現れる。なんともキョンちゃんらしい演出だね笑
センステにも来てくれたので満足していると、メインステージにはジェヒョが。
やっとジェヒョもソロ曲貰えたんだもんね。これで7人全員ソロできるグループになったね。
言葉をひとつひとつ噛みしめるように歌うジェヒョの姿が、声が胸に刺さりました。
案の定、私の横のジェヒョペンは泣いていました。
ジェヒョのあとはテイルちゃんの흔들린다。
これで全て持ってかれた感がありましたが笑、我らが歌王テイルちゃん…!この人の歌声は本当にすごい。うっとり。
このしっとりした流れをどうするのか…となかば困っていたらVCRにTELEVISIONの文字が。
あぁぁーーー!!!!ジァコソロ来るーーーーーーーーー!!!!!!!
絶対Artistやるだろうと思っていた。
けれどジコちゃんはGeniusをやった。
しかも、ソロ用の黄色いマイクに持ち替えて前髪上げてた。うわーガチじゃん!ジコちゃんガチじゃんㅠㅠㅠㅠ
ジコは、前回のソウルコンもそうだけど、気合いを入れる時は前髪上げてくるんだよ。少なくとも私はそう信じてる。かっこよすぎる…
「自分は天才などではなく必死にインスピレーションを探っている」と叙述するこの曲。リリックがめちゃめちゃいいし編曲が最高でした。
Give me the bass lineの一声で唸るベース。
努力も天才のうち。天才たるものセンスを磨く努力もする。それでも謙虚でいる。
そういうジコちゃんの美学が詰まっている曲なんですよおぉぉぉ
있어 보여 멋있어 보여
Well I don't think so you fools
“何かかっこいいものないか”
天才だって必死で嗅覚を研ぎ澄ます。
There’s a lot of trouble behind
このフレーズを繰り返し、次はなんとRed Sunを。これにも度肝を抜かれる。
ヘンジュに作った曲じゃんんんんん!!!!
ジコバージョン聴きたかったから本当にうれしい。
ゴリゴリでヘビーな伴奏もぴったりで、かつてそういうミクスチャーロックが大好きだった私としては古傷をえぐられたというか秘孔を突かれたというか…丸裸にされたような恥ずかしさと嬉しさがごちゃ混ぜな気持ちに。
声がかすれるほどがなるようにマイクに噛み付いたジコはそのままセンステに来て(目の前!)、白々と炊かれたスモークの上に横たわった。
Red Sunは燃え尽きていくような生き急いでいるようなそんな歌詞なのだけどジコが最後のリリックを呟きながらゆっくりと倒れていく姿は今も鮮明に脳裏に焼き付いている。
消えないで…どうか燃え尽きないで…
見るものを惹きつけるほどのすさまじい彼の表現力ってほんと、、何なんだ…
動画で確認するとジコソロ5分もなかったようだけど、それ以外に長く感じるほど密度が高いパフォーマンスだった。
こうしてジコちゃんがバラードの雰囲気を一掃し、激しい興奮を残していった後にMental Breakerのインストと共にばすたず3人のVCRが流れる。
場内はばすたず登場の期待で溢れるが、次にかかったのはIt G Maだった。
え???キースエイプ??
一瞬なぜいじま?と思ったが、そうですよ、いじまと言えばユグちゃんのジョーカーじゃないか!!!!!!!
今回のソウルコン、予想だにしなかった事が起こりまくるのですが!!!!!!
ホスピタリティーというのでしょうか、ブロビちゃん達のペンへの心遣いが物凄く伝わってくる!!!!!!!驚かせたいみたいな気持ち見える!!!!!!!!アァッーーーー!!
ユグちゃんのジョーカー、とは2016年のMnetのダンス番組「Hit the Stage」で話題になったパフォーマンスのことです。
ばすたず来ると見せかけてジョーカー…
粋な演出だよ…ありがとうありがとう!
これが観られるとは夢にも思わなかった。
メイクもヘアもばっちりだよ…
ユグちゃんソロ曲だってあるのに敢えてジョーカーをやってくれるなんて!
物騒で、狂気あふれるこの表情。最高だね。
このあとゆぐちゃんはメイクを落として緑髪のまま出てくるのですが、タオルで汗を拭った時に緑色着いちゃっててかわいかった。
ジョーカーに咽び泣いてましたら、Give & Take!とリフレインが入ってくる。
ええ、もうお分かりですよね?
私達もそろそろ驚き慣れしてきましたよ。
そうです、あの男の登場です。
ソロパフォーマンス6人目を飾るのはビボムさん。
しっとりとした曲調の割にはバリバリに踊ってくれるビボムさん!!!!
赤いジャケットにタイトなパンツに闘うボディーねじ込んで…エッチな踊りを踊らせたらブロビ随一のビボムさん!!!!!
腰の動きとか本当に機敏です。18禁!
それまでは目に涙をためていた私だったがビボムさんでいい感じに爆笑させてもらいました。(褒めてる)
ビボムさんは本当に踊れるからたまに本気出してくれるとうっとりしてしまう。
ブロビのチョンジョングク、カンキノとでも言おうか。我らのエトワールなのです!
それにしてもビボムさんのソウルコンへの気合いは面白いほどに分かるなぁ。踊りのキレと顔つきが日本にいる時とは少しだけ違うかも。
じゃあピオソロくるのか??!と期待していたらメンズナイトはVCR上のみ。
これは少し残念だったけれど、これはばすたずへの布石なのだった。
スーツの3人組、Block Bの公認ユニットBastersの登場であります。さ!わ!げーー!
(ピオちゃん、ふんわりヘアーの下そんなに剃り込んでたのね…)
Make it rainでブチ上がる。また流れが変わってきた。本当に面白いよブロビのソウルコン。
180128 BLOCK B 2018 BLOCKBUSTER [MONTAGE] #비범 @BlockB2011
— BOMBVELY_범블리👌🏻 (@B_BOMBcom) 2018年1月29日
조명ㅋㅋㅋㅋ그래도 왕 멋진 미녀기ㅠㅠㅠㅠ pic.twitter.com/84jw4MPAHM
サイレンの音がすれば、お決まりの品行ZERO!センステ側で間近でばすたずダンスを拝めるなんて最高!!!!!!! この曲を作ったジコ最高!!!(折に触れてしつこく言っています)
品行ZEROのエンディングは前回ソウルコンと同じくあのお馴染みのフレーズが爆音で繰り返えされる中を3人がはけていくというものなのですが、今回のビボムさんはまずジャケットを脱いでからネクタイを緩めていた。
脱帽………
ビボムの退勤……
あの何十秒を私は本当に愛しているからさ…
いやぁ今年はあれを近くで拝めて良かった。だいたい伴奏アレンジも同じだったし。
ばすたずなくしてブロビのコンサートは成立しないねぇ。それほどばすたずは面白い。
ここからまた7人のパフォーマンスに戻ります。
つづく