まるで映画のように
映画みたいだった。
いや、これは映画だった。
およそ5分のミュージックビデオではあるが、映画として成立していた。
ありふれたテーマの取るに足りない映像作品ではある。犯罪、逃亡、恋愛、そして死についての映画だった。MVを観ている5分間は、映画の世界に没入しているのと同じ体験ができた。90分くらいのアメリカの良質なインディペンデント映画を観れた気分。
と言いつつデジャヴした映画はゴダールの「はなればなれに」なんですが。
ストーリーは違うけど三角関係と犯罪、若々しい愚かさ などがリンクしていた。
「気狂いピエロ」まで繋げれば逃亡、死までリンクするかも。なんて、どれもこじつけがましいのですが。
それほど良かったんだよー!triple H!!!
似たようなシーンもある。
ここでお断りしておくと、筆者は元シネフィル(映画狂)でして、ジコちゃんに出会ってKぽオタクになる前は年間100本位映画を観ていた人間なのでした。新旧問わずわりとマニアックなものまで掘っていまして、今も映画は大好きなのですがKぽで手一杯な状況で月1本観れればいいくらいにまでペースダウンしております。
ゴダールは難しいので初期しか嗜んで無いのですが、「はなればなれに」や「女は女である」など、アンナ・カリーナの作品は大好きです。
久しぶりに「はなればなれに」のDVD引っ張り出しちゃったもの。それくらい、triple Hには衝撃受けました。
組織の金を奪って逃げるチンピラ フイくん
自殺志願者 イドンくん
過失で人を殺した ヒョナ
このクソみたいな(褒めています)設定最高!
どうしようもなく救いがない設定最高!
イドンくんとヒョナが惹かれあってないがしろにされるフイくん最高!
古今東西、救いのない犯罪、恋愛、三角関係、逃亡の映画はあるけれど、この3人が演じたこのストーリーも歴史に刻まれていいと思うよ。笑
そう思うくらい、良くまとまった5分間なのだった。
そして、365freshという曲について。
正直、tripleHが"ヒョナと下々の男たち"のようになってしまう事が1番心配だった。ペンタゴンのふたりにも相当のプレッシャーあったと思うのです。大先輩のセクシークイーン・ヒョナ様との共演だもの。
しかし、ヒョナはそうならないようにしてくれた。彼女はグループ活動を切望したように思った。歌番組のパフォーマンスではヒョナはどうしてもカメラに抜かれるのでヒョナ中心のグループに見えがちだが、ダンス動画を観ると必ずしもそうではない事がわかる。むしろ、ヒョナは常に1歩下がって彼らを見守っているようなフォーメーションが多い。そして歌割もかなり平等というか、フイ君が多い位かもしれない。
ま、ヒョナ嬢はいい所で前にせり出して来るんですが。
デビューしたての後輩の存在感を引き出してあげようという、配慮を感じました。それだけ彼らの能力や魅力に期待してくれてるんだと思う!
ヒョナ自身も、昨今の4minute解体からソロ活動を経て、チーム的なものを欲していたのではないかと。これまでソロ活動しながらもダンサーさんと仲睦まじげにインスタアップしたりとかしてて、彼女はチームを大切にしてるように見えたのです。
自分の名を利用して仲間や若い子を育てようとする姿勢。なんてかっこいい女!!!!!
だからtriple Hはヒョナにとってもペンタゴンのふたりにとっても、非常に良い相乗効果を生んだのかな、としみじみしました。ねぇ、素晴らしいことですよね???
MVにおけるイドンくんとのキスシーンや際どいシーンについては、セクシークイーンの名人芸!ということでイドンペンには我慢して頂きたい。
やっぱりイドンペンは辛い思いをしているのかな??結構理解あるのかな?
ヒョナさんはそういう人なんで!許してあげて!
私は許せるっていうかどんどんやれって思ってる!
そういえば我らがジコさんも若き日にはフューチャリングしてました。
キッスはないよ。またこのコラボも見たいものです。
キム・ヒョナの露出やセクシーはビジネスだと思うのです…
奔放なイメージだけど可憐な女性なのです…
これ↓をみて本当に天使だと思ったよ私は…
喋り方とか声とかめっちゃかわいい。私、男だったらキムヒョナのキモオタになる。どんどん綺麗になるねぇヒョナ…
ということで、triple Hで楽しそうなヒョナ嬢が観れた私は嬉しいのでした。歌番組活動で素敵な姿をいっぱい見せてー!
また、彼らの活動を応援するキノちゃんのコメントに萌えマックスだったことも付け加えておきます。
こうしてtripleHの事を書きながらもリアルタイムでは何が起こっていたかと言うと。
ばんたんが血、汗、涙発売で生放送出るし、PSYさんはカムバするし今日は超忙しかった〜
ばんたんのプロフェッショナルなところは最高だ。自己紹介が独特の(笑)間でスベったのも可愛くて策のうちなのか??と思うほど。パフォーマンスが良ければ全て良し!!
ジコPDの曲はやはりさすがだ。
ジコとピコ太郎とイ・ビョンホンが繋がるってどういう世界観だよ!と全力で突っ込みを入れたくなりますが…
PSYのタイトル曲を任されるなんてジコすごいなぁ。この曲良く聴いているとね、サビ周辺はジコっぽいのだよ。。
カンナムスタイルやDADDYなど、PSY特有のダサいダンスチューンをジコなりに彼に合うように作っている。最近のインタビューで、スタイリストがその人に似合う服を着せてあげるように、ジコはその人に合う曲を作りたい、と言っていた。まさに…!!!
あー(興奮して)疲れた〜(楽しい)
このようにね、映画を落ち着いて観ている心の余裕がないほど毎日好きなアーティスト達を追いに追っちゃってます。
でも映画の趣味も少しずつ復活させたい今日この頃。
次回はKCONで何を目に焼き付けるか大会議(自分の中で)または、最近の好きなラッパーについてだとか、そのうちDPR和訳もアップしたいとか思っています。
書きたいことは溜まっていますが気まぐれなので、どうなることやら。です。