翔んで韓国 6th Gaon Chart Awards vol.1
これは、
ガオンチャートアワード渡韓におよそ半年にも及ぶ期間、情熱を費やしてきた女達の闘いの記録である-----
そう、半年は言い過ぎだろうか、
いやそんなものだろう。
あるKぽペンの女ふたりはいつも勤務地の近くや新大久保でどちらからともなく誘い合わせ、定期的に会合をしていた。
ブロビがかわいい、握手会どうする、あのグループ推せる、あのラッパーが熱い…
そんなことを取り留めもなく話し合ううちにふたりの間に生まれた夢。そう、あれは今から半年前位だっただろうか。
2017年のガオンチャートアワードにいこう
女たちのこの発想は今思うとごく自然なものだった。
というのも、ふたりは昨年2016年のガオンチャートアワードを映画館のライブビューイングで観ていた。ジコを目当てに、その他びえぴやびくすやばんたんやZION.Tのステージは感動的なものだった。
豪華な出演者、フォーマルな装い…
MAMAや年末の歌謡祭よりは固い雰囲気で華やかさも少ないけれど、面白いイベントだった。
またジコが出るかもしれない!!!ブロビも出るかもしれない!!!もちろんばんたんも!ついでにEXOも!!!セブチも!!
ふたりの間でそんな妄想が膨らむ。
幸い休暇も取れそうだし、前もってツアーを予約しておけば好条件でエアや宿も押さえられるだろう!
何者にも止められないふたりの欲望は、その瞬間、2017年2月某日のガオンチャートアワードに照準を合わせたのだった。
…というわけで!
気取って書いてみましたがㅎㅎ
先月、盟友Aさんと共にガオンチャートアワード観に渡韓してきました!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
私は抜け駆けして過去2回ソロでソウルコン行っているけど、Aさんとふたりでははじめて♡だったし、そのうえ授賞式だから色んなアーティスト観れる♡ということでかなり気合入れて長期間計画して臨んだ次第です。
私はチケットオープンのずっと前から代行さんに掛け合い、一方でAさんは好条件のツアーをネットで探し続けるという分業制でがんばってきた。綿密な話し合いによる出演者予想を重ねたりもした。
しかし…
出演アーティストのメンツがなかなか期待通りにはいかなかった。
いや、充分豪華だったのですが。2016年で観たものからイメージして期待していたものがあまりにも大きすぎたのだ。
・当然ビッベンさんは活動していない
・セブチはまさかの横アリ公演
・ブロビはジコ以外はホーチミン
・びくす沈黙…
・びえぴはカムバ前で忙しかった?
・ペンタゴンもいない
・iKONもいない(リリースほぼ無かったから)
第1弾出演者発表の時、ばんたんが入ってなくて本当に絶望しかけた…
その週はずっと鬱でしたもの。開催日がばんたんカムバ週だったからスケジュール調整してたのかも…
あとからばんたんやディンくん・ビワイが発表されて安心しました。
ダメだとわかっていながらも開催前日までジコの出演発表を夢見ていた。けれどやはり、出演はなかった。
こういう授賞式は出演者予想がなかなか難しいものだと実感しました。しょぼん。韓国のイベントって、本当に出演者発表の時期がテキトーで遅いし。
しかし出演者がどうとか文句言いながらも実際はめちゃくちゃ楽しんできたのです!!!!
イェーーーーイ!!
とても雰囲気が熱くてそれは何事にも変えられない醍醐味でした。代行さんに積んだチケ代の元は充分取れたように思う。
さぁここからはその空気をレポしていきたいと思います!長くなりますがおつきあいくださればうれしい。
長かった前置き
2月22日午前の便で金浦空港へ。
テンションが上がりすぎて、おそろいのロック画面にして遊ぶ。
尊い…!グクちゃんテテちゃん
機内では私は爆睡していましたが、同じく寝不足のはずだったAさんはユヒヨルのスケッチブック・ジェボム出演回をリピート視聴して癒されていたそうです。笑
神回だからね。
到着後、明洞で腹ごしらえして会場へ。
サムゲタンー♡ましった♡
今年の会場は去年のオリンピック体操競技場より小さい蚕室体育館。
綜合運動場駅よりおよそ徒歩9分という立地です。地下鉄の駅の7番出口からでると広大な駐車場と右手に野球場がある。
そのすぐ奥の方なんだけれど歩くのしんどいかんじの距離でした。寒いし。
会場前の待ち合わせ場所で無事代行さんからチケットを受け取り、時間を持て余していたらジコさんに出会う。
広告の。
開始まで1時間あるけど暇だし寒いし入ろうか〜ということになり、入場口を探したら、まさかの「VIP」入口が我々の席番号のチケットの人達の入り口だった!!!
ウァーーーン♡私たちVIP???なんて小躍りしながら入ろうとすると厳しい所持品検査が待っていた!
カメラ持ち込み一切禁止!!!!!
だったのです!!!!!
私が持っていたコンパクトデジカメもダメ。
Aさんが慎重に隠して持ち込もうとしていた一眼ももちろんバレてアウト…
所持品検査の係員の女の子は険しい顔して「ステーション!ロッカー!」と言うのみで、私たちはまるで害虫のように放り出されました…
しっしっ!!!って!!された!!
確かに、、入場口のところの看板にカメラ持ち込み禁止とはあったけれど、、去年のガオンでは終演後大砲カメラの群れを観たのに…あれは幻だったのかい…??
その光景が強烈な印象として残っていて、写真撮りまくりだよねー♡なんて言いあって私たちは喜び勇んでカメラ持って行っていたのです。
Aさんなんて5キロあるであろう一眼レフを、NCTジョニーやテテちゃんを撮ろうと意気込んで海を越えて持ってきたのに…!
※この方は基本的にはジェヒョペンです。一応お断りしておきます
パンツの中に隠す等いろいろ持ち込む方法を考えたが、バレた時が怖かったのでしかたなく素直に駅に預けにいこうということに。。駅、遠い…
ひたすら歩く。
駅構内のロッカーを見つけると、同じようにカメラを預けるしかない女子たちが何組か見受けられた。同病相憐れむってこういうことね…
またみんな良いカメラ持ってんのよ
つらい
しかし早めに会場に行っておいたのが不幸中の幸いなのでした。開演ギリギリになってロッカーに辿り着けなかったら、ロッカーが空いてなかったら、そして入場させてもらえなかったら…を考えるとゾッとした。素直に駅に行っといてよかった。
会場へ戻って入場口を見てみると、検査はさらに厳しくなっていた。女子のスタッフに抱きつかれるような、(いや完全に抱きついていた)厳重なボディーチェックをみんな受けてるじゃない!
それを見て一瞬パニックになった私たちは(もうやましいことはないのに)iPhoneもだめだったらどうしよう!!!!とまで血迷い、タイツの中に入れる?!股に挟む??!とか本気で相談し合いました。
バカだったなぁ…
地肌にiPhone冷たいから…
結果、スマホまではさすがに禁じられていなかったので手に持ったままボディチェックを受けることに。ロングコートやロングボトムの中、隠れているふくらはぎ辺りとか全部触られてチェックされた!!!やべぇな!
手荷物もポーチまで開けられて双眼鏡も怪しいところはないかしらみつぶしにチェックされるという徹底ぶりでした。私の列特に厳しかった!
本当に心からカメラをロッカーにしまってきてきて良かったと思いました。この人達、プロやぞ…
いや、バイトの女の子達なんだと思うけど
今年は取り締まりが厳しくなったんでしょうねぇ。
もう失うものはないぞー!(やはりカメラを持ち込めなかったことはちょっと引きずりましたよね)とやっと体育館内に入場!
会場はこじんまりとしていて座席のすぐ目の前左手にセンターステージがあるではないですか!!!!!
F6地区の6列目で、最大にお金を積んで取った席種ではなかったにせよアリーナってすごい!と思いました。
代行さんマンセー!
○した辺りです。ちなみにオフィシャルツアーとかだと赤線で囲んであるエリアとか。
近そうだねー!屋内はあったかいねー!なんてほっこりしていたら、
さっそくギャーーーーー!!!!という歓声が起こる。
ガオン名物・大歓声!
出演者たちが入場しているのだった。
センステを挟んで向こう側の出来事なのでほぼ姿は見えないにしろ、赤や金の頭はひょこひょこ動くのが肉眼でとらえられた!!!
ばんたん…ブラピちゃん…エクソ…TWICEちゃんらがまじですぐそこに居る!!!!!
興奮!!!
ホソクくんらしき人がこっちに手を振ってくれてたり。
優しいー!
そんなこんなで本編が始まろうとするのですが、気になったのは開演時間になってもアリーナ席に結構空席があったこと。
これはまさか…おそらく所持品検査で引っかかった人やはじかれた人が相当いたのではないか、と私たちは想像。くわばらくわばら〜
後から分かったことだが、マスターさん達は出演者が待機しているテーブルが臨めるスタンド席にいて撮影をしていたよう。ちゃんとファンカムやプレビュー上がっていたので。
アリーナにカメラ持ち込むのは素人の発想だったのかもしれないね。。
それにしたって今年は厳しかったのでは。
開演中、カメラの持ち込みが見つかって退場させられる子達もかなり見かけました。
恐ろし過ぎるー!
つづく。